漢熟覇王 ネクスト3

漢熟覇王争いは一時休戦? 新たなる漢熟戦士登場で、新たなる物語がいま始まる!シールよりさらに深い情報や、ぞくぞく湧き出る四神ゲンブの裏話を一挙大公開! 漢大陸はどうなるのか『漢熟覇王ネクスト3』を見のがすな!!
第一回 第二回 第三回 第四回 第五回 第六回
第1回 動乱(どうらん)・銀華橋(ぎんがきょう)大戦のはじまり
ワシじゃ。四神ゲンブじゃ。覚えておるか? ついでに頂<いただき>の始皇帝が漢熟覇王になったのを覚えておるか? その後の「銀華橋大戦」について、じっくり話したいと思う。なにせ大昔のことじゃ、少しばかり記憶違いがあるかもしれぬ。ま、それでも大体のことは覚えとる、心配するな。「漢熟覇王 第三巻」として名を刻むこの戦いは、これまで漢熟覇王大戦でシノギを削った漢熟戦士たちと、新たなる未知の漢熟戦士による漢大陸の争奪戦<そうだつせん>じゃった。

頂の始皇帝が漢熟覇王となり、不老不死・巨大化した最強の肉体を手に入れた直後じゃ、白色<はくしょく>の彗星<すいせい>が25も降ってきおった。中には銀色の惑星が光り輝いておってな、漢大陸の中心部…すなわち万理の頂道<ばんりのちょうどう>に向かってに次々と墜落しおった。むろん、万理の頂道は破壊され、あの始皇帝の影すら見えなくなったんじゃ。土煙の中から現れたのは、惑星が連結した巨大要塞<きょだいようさい>・銀華橋じゃ。この時はビックリたまげたもんじゃよ。

それぞれの銀星球<ぎんせいきゅう>には、未知なる漢熟戦士たちがおってな、自らが漢熟覇王となるべく漢大陸に殴り込んできたんじゃ。超王書星<ちょうおうしょせい>ゼタを中心に、知略王<ちりゃくおう>マオ、正女蛮<せいスケバン>ラズベリル、転生師<てんせいし>プリニーなどなどそうそうたる面々がおった。彼らの狙<ねら>いは「漢大陸の支配」であり、「新・漢熟覇王の創出<そうしゅつ>」じゃった。絶対的自信を持つ彼らは、漢熟覇王戦士の新旧世代闘争<しんきゅうせだいとうそう>を仕掛けに来たんじゃ。戦って生き残りし者こそ漢熟覇王へ近き者じゃからな。誰が強いか、戦えばわかるってもんじゃ。漢熟新世代軍は、戦闘能力の高い戦士を銀星球へ招き入れ対決を迫った。ところが、この銀星球、一度入ったら、勝敗が決するまで開かないんじゃ。

さっきも言ったが、漢熟新世代軍の目的はもう一つある。「漢大陸の支配」じゃな。銀華橋から高速的に冷気が放たれ、漢大陸は中央部から徐々に寒波<かんぱ>でむしばまれていきおった。大陸氷結化<たいりくひょうけつか>じゃ! このまま漢大陸が凍結してしまえば、漢熟覇王大戦どころではない。戦士たちの命が危うくなってしまうわ。勇敢な漢熟戦士たちの中には、新世代の挑戦を受けて立つべく、銀華橋へ乗り込んでいく者もおった。

言葉は悪いが、新旧・漢熟戦士の世代抗争が勃発<ぼっぱつ>することになるわけじゃ。25の銀星球の中で行われるバトル・アンド・ロマンスの始まりじゃな。逃げ場のない戦場で、1対1、あるいは2対2の戦いを繰り広げるのじゃが…。これによって、漢熟覇王争いは一時休戦ということになるが、銀華橋で生き残りし者が漢熟覇王に近づくことは言うまでもないのぉ。

さて、次回からは各銀星球での戦いにスポットを当てることにしよう。とはいっても、数々の名勝負があったからのぉ、どれを選べばよいものか…。はてはて。

<つづく>