漢熟覇王 ネクスト2

 真の漢熟覇王は誰なのか?  シール情報だけで終わらない漢熟覇王大戦のすべてを四神ゲンブが明らかにする!  戦士たちの激闘はもちろん、ヒミツのライバル関係まであばいてしまうぞ。衝撃のラストシーンまで『漢熟覇王ネクスト2』を見のがすな!



第1回 万理の頂道出現! 魔王ラハールVS神の始皇帝超進化の最頂戦が始まる!
「ドッドドドドドーーーーーーーーッ!!!!!」
屈強<くっきょう>な戦士たちですらおぼつかぬほど、巨大な地震が漢大陸を襲った。魔王ラハールの王冠の紋章と、神の始皇帝の紋章が反応し、この大地震を巻き起こしたのだ。
魔界から新たな使命を担い、漢大陸に出現したラハールの王冠は由緒ある「魔」の証し。邪悪なる歴史を経て、「魔」の妖気を集約した恐るべき王冠である。

一方、純然たる漢大陸に生まれし神の始皇帝。この世の神が誕生させた裏の経緯がある。言葉に命を吹き込み、漢熟戦士たちを誕生させる中、邪推<じゃすい>なる神は最高の王となるべく、「帝」という言霊<ことだま>を具現化させた。しかし、吹き込まれた言葉は一語ではなかった。漢熟戦士の中で頂点を極めるべく「頂」という一語も付け加えられていたのだ。

神の始皇帝として誕生したものの、「魔」とは方向性の異なる邪悪な魂が相反<あいはん>した結果が、漢大陸の大地震を巻き起こしたのだ。だが、話はここで終わらない。邪悪なる神の化身・神の始皇帝のパワーは誰よりも強大で、漢大陸の大地を引き裂き、中央部一帯に「万理の頂道<ばんりのちょうどう>」を造り上げてしまう。これこそ悪魂<あくこん>に満ちた言霊「頂」の真骨頂<しんこっちょう>である。

不敵な笑みを浮かべ、自ら万理の頂道に立ちつくす神の始皇帝は、もう一つ吹き込まれた言霊どおり「頂の始皇帝」へと変貌を遂げる。1対1の潰し合いで決める漢熟覇王大戦から身を引き、あくまでも最終的に勝ち上がった者だけと対決する心構えを知らしめた大いなるアピールでもあった。

「お前たち、単なる一漢熟戦士とは違う!」
万理の頂道に立ち、あざけ笑う頂の始皇帝の耳に、風がすべてを運んでくる。
「四方に散らばる漢の宝玉。四宝玉集い、頂でのみ実現し不老不死。不老不死実現し者こそ永遠なる漢熟覇王。宝玉の持ち主こそ現在の覇王。宝玉のすべてと未来は頂に向かいて動き続ける」
頂の始皇帝は、体中にみなぎるパワーを吐き出し、万理の頂道に4つの稲妻を放ち、新たなる漢熟戦士を誕生させた。

東の青龍エリアには白光輝士<びゃっこうきし>レオン。
南の朱雀エリアには翼美翠帝<よくびすいてい>ミユウ。
西の白虎エリアには火碧影妃<かへきえいひ>ユリア。
北の玄武エリアには絶緋翔馬<ぜつひしょうば>アリスタ。

悪魂を引きし彼らは頂の始皇帝を守るべく、覇王候補たちの戦力査定をする漢権四天王として配備されたのだ。万理の頂道に鉄壁の守備を施し、残すは漢熟戦士の潰し合いを待つだけ。そんな理不尽で、自らの魔力よりも強大な「悪」のパワーを見せつけられ、怒りに打ち震える魔王ラハール。怒りのパワーを増幅させ、より戦いの意識を強く持つと自らにも変化の時が訪れる。
「いったい、これはどういうことなんだ???」
みるみるうちに変貌を遂げるラハール。打倒・頂の始皇帝に燃える超戦闘モードのラハールに生まれ変わる瞬間である。この時からが「漢熟覇王 第二巻」の幕開けなのじゃ。


フォッフォッフォ。四神ゲンブにしては、マジメに語りすぎじゃと? それもこれも漢熟覇王大戦の凄まじさゆえのことじゃ。ついでと言っちゃなんじゃが、どうやら今回の「漢熟覇王ネクスト2」のカギは、朱雀エリアの守り神・四神スザクが握っているとかいないとか…。


<つづく>